格子状の仕切りで開放感
2016年10月20日 | リノベーション
賃料2万5000円上昇で成約
G-FLAT(兵庫県神戸市)は賃料4万円のワンルームを、カリモク60の家具が似合いそうな落ち着いた色調の部屋にリノベーションし賃料を2万5000円上げて入居が決まった。
物件はJR東西線「新福島」駅から徒歩1分の場所に立つRC造築41年、全244戸のマンションの一室だ。
BEFORE
ターゲットにしたのは、クリエイターや美容師などデザインにこだわりを持つ20~30代の男性だ。
コンセプトは「部屋づくりを楽しめるモダン部屋」で、20㎡のワンルームだ。
もともと水色で花柄の壁紙、カーペットはピンク色だったが、改修後は学校など公共でよく使われる木目調のフローリング材を床に採用し、ブラウンのモザイクタイルを壁1面に貼った。
もともと3点ユニットだった水回りはシャワーブースとトイレ、独立洗面台に分離した。
また、狭い印象を少しでも解消するために、あえて扉を設けず、仕切りは格子状にして圧迫感を避けた。
キッチンもシンク下収納を無くし、床が広く見えるようにした。
改修費用は約280万円。
実際に入居を決めたのは20代男性で、インテリアコーディネートを自由に楽しめそうな点が気に入り入居を決めたという。