新社会人・学生向けに改修し成約
2017年01月05日 | リノベーション
リフォーム済みでも賃料を下げなければ決まらなかった物件が、リノベーションして賃料7000円アップの4万9000円で入居が決まった。
企画したのは管理を手掛ける大介(東京都港区)だ。
『ティーモカトレア』は、京王線「仙川」駅から徒歩9分、築33年の木造アパートだ。
BEFORE
16㎡と手狭で、洗濯機置き場が共用廊下にあるなどの理由から単身男性の入居者がほとんどだった。
女性にも入居してもらえる物件にしたいとの思いから、新社会人や学生をターゲットにした。
慣れない初めてのひとり暮らしをサポートし、くつろげる部屋作りを目指した。
AFTER
こだわったのはシャワールームだ。
大きなオーバーヘッドシャワーバーを新設し、床は大理石調に変更して高級感を出した。
担当者は「湯船に浸かる時間もないほど忙しい社会人でも、贅沢に感じられるようなシャワーブースにすることで疲れをいやしてほしいと考えた」と話す。
洗濯機置き場は居室の押入れだったスペースに設け、窓枠には室内物干し竿も設置した。
投資額は178万円。
オーバーヘッドシャワーが決め手となり、社会人女性が入居を決めた。