一軒家をドッグラン付きシェアハウスに改修
2017年03月30日 | リノベーション
一カ月で7部屋満室に
ペット飼育可能のシェアハウスを展開するHOUSEZOO(ハウスズー、東京都渋谷区)は築43年の庭付き一軒家を、ドッグラン併設のシェアハウスにリノベーションした。
全7部屋で、募集開始から一カ月で満室になった。
BEFORE
物件は西武新宿線・池袋線「所沢」駅から徒歩14分の『HOUSEZOO四番館』。
2年間誰も住んでいなかった2階建ての一軒家で、60㎡の広い庭があったためドッグランに整備し、犬や猫を飼っている20~30代の社会人を入居ターゲットにした。
草が生い茂っていた庭は草刈りをして天然芝を敷き詰めた。
大きな木が生えていたが、庭の隅に移した。
ドッグランにつながるリビングの窓の外には、奥行きのあるウッドデッキを設けた。
飼い主がくつろげるスペースだ。
建物の1階は、キッチンやリビング、風呂などの共有スペースだ。
個室は6~8畳の広さ。
床にはひっかき傷が付かない塩ビタイル、壁紙は消臭効果のあるものを使用。
ドアが青や黄色、ピンクなど異なるカラーリングになっている。
白い壁にカラフルな扉の色が映え、ポップな内装になっている。
家賃は4万2000~4万5000円で、小型・中型の犬と、猫を2匹まで飼える。
2匹目から家賃に追加料金5000円~が加算される。
入居者は全員、ペット飼育者だ。
犬を飼っている20代の女性はリーズナブルな値段を理由に入居を決めた。