自転車を飾って楽しむ部屋に改修
2017年04月06日 | リノベーション
家賃2万円以上アップで20代夫婦が入居
リノベーションを行うハプティック(東京都渋谷区)は築25年の物件をリノベーションして壁に自転車が飾れる部屋に改装した。
BEFORE
成約後に入居者の好みの内装にカスタマイズする「conomy(コノミー)」のサービスだ。
入居したのは20代後半の夫婦で、趣味の自転車を壁に飾っていつでも眺められる部屋にしたいと成約した。
2人で過ごせるリビングを広くしたいという要望から、間取りは2LDKから1LDKに変更。
リビングの壁に自転車をかけるフックを取り付けた。
フックを付けた壁は青い自転車に合わせて、デニム調のネイビーのクロスを採用。
寝室の収納スペースはオープンクローゼットに変えた。
またトイレに温水洗浄便座を設置。
無垢(むく)材の床と白い壁の変更はできない仕様にしている。
そのほかの入居者の要望による改修はオーナーと相談しながら、決めていった。
工事費用は約280万円で、全額オーナー負担。
専有面積は約55㎡で、家賃は2万4000円増額し、14万円で決まった。
小倉弘之社長は「入居者とオーナーの間に当社が入ることで、両者が安心できる部屋づくりができている」と語った。