多用途なロフトが特徴の子ども部屋
2017年05月18日 | リノベーション
募集後10日で3部屋成約
福岡を中心に2万7000戸管理する三好不動産(福岡市)は築25年のアパート3部屋を、子供の成長に合わせて用途が変更できる空間にリノベーションし、賃料2000円アップの6万3000円で入居が決まった。
半年以上空室が続いていたが、施工後、募集開始から10日以内に全戸成約した。
BEFORE
物件は地下鉄七隈線「福大前」駅から徒歩12分の『ロイヤルガーデン南片江』だ。
3LDK61.57㎡の間取りだったことからターゲットは未就学児のいる20代のファミリー層に設定した。
3部屋の内、広さ10㎡の1室を子供部屋と想定して改修。
部屋には造作ロフトを設置し、子供が小学校低学年程度のときまではベッドとして利用することができる。
以降大きくなり窮屈に感じることがあれば年齢とともに増えていく子供の荷物置き場として活用できる。
担当者は「ロフト用はしごは耐久性に優れており、最高80kgまで持ちこたえます。大人がよじのぼっても安心です」と話す。
リビングダイニングキッチンには、幅1.8mのシステムキッチンを設置するなど、家事もしやすくファミリー層に喜ばれるつくりになっている。
入居者は想定通り20代の3人家族。
入居の決め手はやはり造作ロフトだった。