黄色系の畳で印象付け
2017年07月24日 | リノベーション
30代の夫婦が入居
管理を行うアービック(千葉県市川市)は築30年の物件をポップ調の和室がある部屋にリノベーションした。
賃料は5万8000円から2000円アップの6万円となり、募集後2カ月で成約した。
『アーバンハイツ市川』はJR武蔵野線「市川大野」駅から徒歩15分と駅から距離がある物件だ。
駅から離れた物件でしかも近隣に競合物件が増加したことから、査定をしたところ、家賃が1万3000円下がることが判明。リノベーションを提案した。
「市川大野」駅から都心部まで30分程度で出ることができ、40㎡の広さがあることからターゲットは30代前半の共働きの夫婦に設定した。
6畳の和室・洋室のうち、入居者から敬遠されがちな和室部分を個性的にアレンジすることを中心コンセプトに改修。
畳は全て取り払い、黄色とベージュのリノベーション畳を敷き詰めた。2色の明るい色彩が特徴的なポップ調の畳となった。一方、照明には和紙造りのペンダントライトを使用して和の雰囲気を強調した。
after
before
隣の洋室は、もともと白の壁紙で特徴のない部屋だったのが、一面には焦げ茶色のアクセントクロスを使用した。照明には赤のスポットライトを使用して、和室のペンダントライトと対照的な雰囲気を演出した。
実際に入居を決めたのは想定通り30代の夫婦。入居の決め手は明るい色彩のリノベーション畳だったという。
工事費は50万円だった。