赤と黒の外観でイメージ一新
2015年05月14日 | リノベーション
京浜東北線鶴見駅から徒歩8分の場所に立つ築26年の鉄骨3階建てアパート「ジェネス横浜」。
モダンアパートメント(東京支店:東京都品川区)は、任意売却で同物件を取得したオーナーからの依頼を受け、外装を含めた大掛かりなリノベーションを行った。
取得当時、11戸中6戸は空室だった。
それまでメンテナンスが行われた形跡はなく、雨漏りがしている部屋もあった。
浴室は3点式ユニットで、状況改善にはしっかりとした手入れが必要だった。
同社はまず、その古びた外観を大胆にリニューアル。
赤と黒の存在感のある外観カラーリングを施し、イメージアップを図った。
物件のネームプレートや傷んでいたポストも一新した。
室内工事の大きなポイントは、3点式ユニットの解消。
トイレの移設が可能な部屋については便器を取り外し、別の場所の新設。
移設が難しかった部屋については、ワイドミラーや便座にデコレーションを施すなどし、3点式ユニットのイメージアップを図った。
リビングの壁は、白をベースに開放感を演出。
一面にはインパクトクロスを施行し、デザイン性を高めた。
工事中に3戸が法人契約で入居決定。
残り3戸も完成後、2週間で成約した。
総工費は約900万円(別途補助金約360万円利用)。
家賃は1万8000円アップの7万5000円。
年間賃料収入は、約130万円アップした。