東北最大規模の8600戸を管理する平和住宅情報センター(宮城県仙台市)は賃貸管理と仲介に特化しており、管理物件の8割強が単身者向け、そのうち入居者の7割が学生という、まさに賃貸系不動産業の王道を行く企業。一昨年末、創業者であり父である国男氏から社長を引き継いだ奥山俊一社長は、管理業の行く末にどんな未来を描いているのか。
経済評論家 亀岡 大郎 氏
大正15年京城生まれ。新大阪新聞経済部長を経て、経済評論家となる。文藝春秋、サンデー毎日など一流紙で、経済・財界問題を中心に、精力的な活動を続ける一方で「自動車戦争」「ゲリラ商法」「IBMの人事管理」などベストセラー多数。