賃貸住宅にほしい設備として、入居者からニーズの高いセキュリティ関連。中でも防犯カメラは、ゴミ集積場や駐輪場などに設置することで建物の状態が常時確認できるなど、管理上のメリットも大きい。一方、導入コストの大きさがネックとなり、あまねく普及するまでには至っていないのが現状だ。セーフィー(東京都品川区)の佐渡島隆平社長はそこに目を付けた。革新的な技術で業界開拓に挑む。
経済評論家 亀岡 大郎 氏
大正15年京城生まれ。新大阪新聞経済部長を経て、経済評論家となる。文藝春秋、サンデー毎日など一流紙で、経済・財界問題を中心に、精力的な活動を続ける一方で「自動車戦争」「ゲリラ商法」「IBMの人事管理」などベストセラー多数。