髙松建設が供給したマンションの管理を担う子会社として、1973年に誕生した日本建商(4月1日から髙松エステートに社名変更:大阪市)。2001年に大阪本店と東京支店が分離・分社化し、大阪府と兵庫県で約1万8000戸を管理する不動産会社にまで成長した。これまで露出が少なかった同社だが、16年6月に13年ぶりに社長が交代し、新社長の小松晋治氏が社内改革を進めるべく新たなビジョンを掲げ出した。今後の舵取りをどうするか、本人から話を聞いた。
経済評論家 亀岡 大郎 氏
大正15年京城生まれ。新大阪新聞経済部長を経て、経済評論家となる。文藝春秋、サンデー毎日など一流紙で、経済・財界問題を中心に、精力的な活動を続ける一方で「自動車戦争」「ゲリラ商法」「IBMの人事管理」などベストセラー多数。