亀岡大郎のトップ対談

民泊物件サイトと不動産投資アプリに960社加盟 出光 宗一郎 社長

スペースエージェント

東京都渋谷区

2018年10月15日号

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出光 宗一郎 社長

ITの力で不動産の価値を高めたい。こう考えて設立したのがスペースエージェント(東京都渋谷区)だ。同社では、今年2月にリリースした民泊可能物件の情報サイト「民泊物件.com」と投資用不動産情報アプリ「収益物件.com」を運営。2つのサイトに加盟する不動産会社の合計数は960社。ユーザーについては2万6000人ほど獲得している。短期間で急成長を見せる同社の出光宗一郎社長に今後の展開について聞いた。

曾祖父は出光佐三、前職は銀行マン

亀岡 お名前が出光さんとおっしゃるんですね。出光の創業者と関係があるのですか。

出光 はい。出光の創業者・出光佐三は曾祖父です。

亀岡 そうでしたか。私は昔、出光さんとお会いしたことがあるんですよ。

出光 どこで会ったんですか。

亀岡 あれは確か、中国の天津ですよ。憲兵連れて歩いていたのを覚えていますよ。

出光 曾祖父の話は祖父からは聞いていますが、実際には会ったことはないのです。

亀岡 そうですね、お若そうですからね。いくつですか。

出光 29歳です。

亀岡 平成生まれですね。私が出光さんに会ったのはずいぶん昔ですが、名刺がどこかにはあると思いますよ。私は文芸春秋社から「日本の挑戦」という本を出版しています。その本は日本企業と海外の企業のライバル物語なのですが、石油についても書いていましてね、出光のことも書いていますよ。

出光 それは興味深いです。

亀岡 「アラビア石油VSスタンダード」という章の中で、書きましたね。

出光 石油の歴史は面白そうですね。

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出光 宗一郎 社長

スペースエージェント

出光 宗一郎 社長

1989年3月生まれ、東京都出身。学習院大学在学中に任天堂DS向けゲームを大手パブリッシャーに譲渡。三井住友銀行に就職後、法人部門のファイナンス業務および企業調査部門のアナリスト業務に従事。主な実績としては、iPS細胞のバイオベンチャーへのシリーズA投資、フリマアプリ運営ベンチャーへの国内外のトランザクション導入等。2015年スペースエージェント設立。代表取締役社長に就任。

スペースエージェント
本社所在地 : 東京都渋谷区恵比寿南1-1-1 ヒューマックス恵比寿ビル3階
設立 : 2015年4月  社員数 : 27人  資本金 : 1億9600万円
事業内容 : 民泊可能物件検索サイト「民泊物件.com」や不動産投資情報アプリ「収益物件.com」、国内の民泊関連サービスをまとめた情報サイト「民泊の窓口」を運営
経済評論家 亀岡大郎氏のサムネイル画像

経済評論家 亀岡 大郎

大正15年京城生まれ。新大阪新聞経済部長を経て、経済評論家となる。文藝春秋、サンデー毎日など一流紙で、経済・財界問題を中心に、精力的な活動を続ける一方で「自動車戦争」「ゲリラ商法」「IBMの人事管理」などベストセラー多数。

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