YKKが挑む大型プロジェクト第2幕

黒部の社宅跡地活用  冷暖房エネルギー80%減
ファスナー大手YKKの社宅跡地を活用する一大プロジェクトの第2幕がスタートした。
YKK不動産(東京都千代田区)は、6月3日、富山県黒部市の「パッシブタウン黒部モデル」建設予定地で、第2期街区の地鎮祭を執り行い、建設計画概要を発表した。
第2期街区は、今年1月に着工した第1期街区に続いて7月の着工を予定している。
竣工は2016年10月。
5521㎡の敷地内に6棟の複合型賃貸集合住宅を建設する。
地上4階、地下1階の住居棟と商業施設を併設した棟で総住戸数44戸(1LDK12戸、2LDK16戸、3LDK16戸)。
総事業費用は25億円。
設計は建築家の槇文彦氏が担当。
コンセプトとして、自然の中の住まい(雑木林のランドスケープに溶け込む住棟群)、新しい集合体の創造(住棟群に囲まれたコモンスペース)、自然を享受する住まいのデザイン(自然の光や風を活かしたライフスタイル)を掲げている。
特徴は省エネ性能の高さだ。
一般的な北陸エリアの集合住宅と比較し、冷暖房エネルギーを80%減、給湯エネルギーを30%減とすることを目標としている。
パッシブタウン黒部モデルは、YKKの社宅跡地を活用。
黒部の自然エネルギーを利用し、電力や化石燃料等のエネルギー消費を抑えたまちづくりプロジェクトで全8街区の建設を予定している。

関連記事