地方基盤企業が東京での出店強化

繁忙期直前に、駅前の好立地で集客に期待
仲介業務の繁忙期を目前に控えるなか、地方から東京に進出している不動産会社の新規出店が相次いでいる。
11月1日にオープンしたのは、リビングギャラリー(新潟県新潟市)の高円寺店(東京都杉並区)。
会社全体で22店舗目、首都圏では6店舗目となる。
JR高円寺駅から徒歩3分程度で、商店街内という好立地だ。
同社は地元の新潟から、進学や就職で上京する顧客の利便性を向上させるため、2002年11月に首都圏に進出して徐々に店舗網を拡大させてきた。
「新卒を中心にした人材採用、育成によって、さらなる店舗拡大とコア事業である管理受託に注力していきたい」(同社首都圏営業本部の永田真一常務)。
同2日にオープンしたのは、ビッグ(北海道札幌市)の浅草駅前店。
都内4店舗目で、秋葉原店と同じKEEP(東京都千代田区)がフランチャイジーとして運営する。
場所は東京メトロ浅草線・銀座線の「浅草」駅から地上に出てすぐ目の前。
店内はカウンター5席とテーブル2つ。
全ての席に大型壁掛けTVを設置している。「広々とした店舗で、透明性が高く快適なサービスをお客様に提供できるよう心掛けています」と同社経営戦略部の村上晴彦部長は語る。
地域に密着し、浅草周辺の賃貸マンション・テナント仲介をメーンに手掛けていく。
「地方出身者を応援する不動産会社」をコンセプトに掲げる日本エイジェント(愛媛県松山市)も12月に品川店をオープンする。
中野店に次ぐ2店舗目。
「品川は羽田空港や東京駅からのアクセスが良く、進学や就職、転勤で都内に引っ越してくる入居者が来店しやすい立地を重視した」(同社の乃万春樹取締役)。
同社は首都圏での多店舗展開を構想しており、将来的には10店舗体制を目指したいという。
また仲介業務や管理受託だけでなく、自社開発した不動産の無人検索機「スタッフレスボックス」の販売強化の拠点としても活用したい考えだ。

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