収益マンション開発に着手

リートへの売却視野
証券取引所やオフィスビルの開発・賃貸などを行う平和不動産(東京都中央区)が賃貸マンション開発事業に参入した。
12月10日、JR京浜東北線・田端駅から徒歩9分の場所に第1号物件となる「HF田端レジデンス」を竣工させた。
開発した物件は、クレッシェンド投資法人とジャパン・シングルレジデンス投資法人の合併で平成22年に誕生した平和不動産リート投資法人への売却を視野に行う。
その狙いについて、樋口尚範不動産ソリューション部長は「同リートが現在運用しているのは約60棟。これまでは市場から物件を調達してきたが、さらに安定的に物件を供給するために自社開発に着手した。今後は両輪で運用物件を増やし、グループ全体の収益性を高めていきたい」と語る。
竣工した「HF田端レジデンス」は、鉄筋コンクリート造15階建てで総戸数は56戸。
間取りは1Kと2LDKの2タイプで、主に社会人やDINKSなどを入居ターゲットにしている。
家賃は8万7000円(共益費別)~。
分譲マンション開発で培った企画力を生かし、高品質にこだわった物件に仕上げた。
「現在、墨田区の両国で2棟目の物件を開発中です。今後も収益性が合うものであれば積極的に開発していく方針です」(樋口部長)

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