坂のまちでコインパーキング提案

住宅密集斜面の狭小地を活用
長崎市内を中心に約1万1000戸を管理する福徳不動産(長崎県長崎市)は、住宅が密集する斜面の狭小地活用で、コインパーキングの提案を強化している。
山に囲まれ坂が多いことで有名な同市では、斜面にも住宅が所狭しと立ち並んでいる。
自動車1台がなんとか通れる狭い幅の道を登っていくと、住宅街の奥地にコインパーキングがある。
同社が開発し、管理している物件だ。
このような辺地でも駐車場需要があるという。
自宅から徒歩数分も離れた平地の駐車場を利用している人が多いことに加え、道が狭く来客者の一時的な駐車スペースもないことが要因している。
30~40坪の敷地面積があれば3台分の駐車スペースを確保できるため、コインパーキングは再建築が難しい旗竿地や狭小地に適しているのだ。
「利用者は周辺の地域住民のため、宣伝はチラシや看板設置など低コストで済み、一定の収益が確保できる」と福島社長は分析する。
現在、商品化を進めている。
例えば、空き家の解体費用を同社で負担し、月々の管理料と合わせ分割で回収するスキームを検討している。
「空き家問題も深刻なため、所有者の負担が少ない土地活用を提案していきたい」(福島社長)

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