学生マンション事業開始

川崎市に7階建て390戸
伊藤忠都市開発(東京都港区)が学生専用住宅の開発事業に参入した。
一棟目となる7階建て全390戸の物件を、神奈川県川崎市で2017年2月に完成させる。
戸建てやオフィスビル、物流、ホテルなど多様な開発物件を手掛けることで、事業用地の売却や活用の相談に対する対応力を高める。
地方から都市部に流入する学生や、外国人留学生の増加を見込み、設備や機能を重視した住宅を供給していく。
ブランド名は「CREVIA WILL(クレヴィア ウィル)」。
既存ブランド名に、「未来」や「意思」を表すWILLを加え、学生同士が国籍や年齢、大学を超えて交流し成長する住まいを標榜している。
第一棟目の「CREVIA WILL 武蔵小杉」は、2017年3月の入居開始に向け、今年6月から専用ホームページで入居予約を受け付ける。
JR武蔵小杉駅から徒歩12分で、専有面積が約12㎡のワンルーム。
全室に浴室トイレを設置し、各フロアに共有のキッチン付きリビングスペース(77㎡)を設けている。
住戸は2~7階で、1階は食堂、ラウンジ、テラスでコミュニケーションの場にした。
ほかにも、グループワークなどに使えるマルチルームや、トレーニングマシンを置いたジムもある。
グループ会社の伊藤忠アーバンコミュニティ(東京都中央区)が運営している学生寮の入居者へのヒアリングや、地方の受験生の保護者、子供と離れて暮らす親へネットアンケートを実施し、その声を物件づくりに生かしたという。
親世代の要望で多かったのはセキュリティ面で、24時間管理人常駐体制や入退館管理システムを導入している。
専門医が電話で健康に関する相談を受けるサービスも設けた。
伊藤忠アーバンコミュニティは、10棟840戸の学生寮を管理。
住宅特化型REIT投資法人の運営会社である。
ADインベスト・マネジメントも伊藤忠グループで、学生専用住宅19棟に181億円投資していることから、グループで培った運営ノウハウやトレントマーケットを生かしていく考えだ。

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