朝日新聞 管理ビジネス参入

配達員が定期清掃など巡回サービス
朝日新聞社(東京都中央区)は、管理会社業務支援のアクシスモーション(東京都新宿区)との提携を4月に発表。
新聞販売網を活用して賃貸管理の業務支援を始める。
清掃や電球などの備品交換など日常業務を請け負いながら、物件の管理会社の情報や空き家情報などを集約する。
昨年4月からテスト運用を行っている首都圏からはじめ、全国約2500ある販売店に拡げる予定だ。
業務提携にともない、朝日新聞社はベンチャーキャピタルと共同でアクシスモーションへ約1億6000万円を出資、取締役を派遣する。
朝日新聞社の白石健太郎主査は、「新聞配達員は、業務のなかで物件の不備や空き家の情報などを集めることができる。そうした情報を集約して、生かせるようにしたい」と語る。
アクシスモーションは管理会社から清掃や建物維持に関わる業務を受託しており、朝日新聞社の販売店網を活用し、サービスの品質を高めるのが狙いだ。
独自開発した日常業務管理システムの『PMアシスト』を使い、業務完了や気がついた異変を管理会社に報告する。
PMアシストには、管理会社と決めた業務項目が入っており、企業ごとに改良しカスタマイズしていくことも可能。
管理会社は、業務項目数に応じた月額利用料をアクシス社に支払う。
業務担当者には、アクシス社から利用料が支払われる。
PMアシストは、大手管理会社を含む40社以上が採用。
200人以上が業務委託者として活動している。
アクシスモーションの田中祥司社長は「地域に密着した販売網と移動手段をもった新聞販売店は理想的な提携先だった」と語った。

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