「古臭い」イメージのふっ拭を狙う

町並みと調和したデザインへ
大阪府内で2万1000戸の公社賃貸を運営する大阪府住宅供給公社(大阪市)は4月末、寝屋川市香里三井C団地の外装をリニューアルした。
屋外環境整備の取り組みは2014年から行っており、団地のイメージアップを図る狙いがある。
周辺には府営住宅やUR賃貸などの公営団地が密集している。
他の建物との区別がつき、周辺の街並みや自然との調和を図れるようベージュやグレーの色を塗装した。
同社は昭和40~50年代に建てられた団地を約1万戸抱えている。
リノベーションなどで長期有効活用事業に取り組んでいるが、外装は白やグレーなどの一色塗りが大半を占め、塗り直しの際も変わらず同じ色を用いるのみだった。
築30年以上の公社団地の入居者を対象にアンケートを行ったところ、団地の外装デザインに満足していると答えたのは18%に留まった。
そのほか団地のイメージに関しては「古臭い」「バリアフリーなど高齢者への配慮がない」「防犯対策がされていない」「エレベーターがない」などのネガティブなイメージが多かった。
少しでも長く経営を続けたいとの思惑からこの取り組みを開始した。

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