移住者呼び込む不動産会社

穴吹グループが仕事と家探し支援
不動産会社が都市部から地方へ移住を促進する営業施策を強めている。
穴吹興産グループ(香川県高松市)は1日、中国・四国地方への移住者を対象に賃貸仲介の手数料を無料とする制度を開始した。
クリエアナブキ(同)が渋谷に開設した『中国・四国UIターンセンター』に来店した顧客を対象に行う。
企業情報や採用動向に詳しいスタッフが常駐して相談を受け、転居先の住宅探しもサポートする。
購入の場合は1%を割り引く。
大和ハウス工業(大阪市)は3日、石川県志賀町と移住・定住の促進や空き家対策に取り組む協定を結んだ。
移住希望者に向けた体験ツアーを開くほか、今夏をめどに大和ハウスオフィス内に志賀町への移住に関する資料の設置やセミナーを開催する。
4日、長崎県では県と市が主導する『ながさき移住倶楽部』が地元の不動産業者・グッドハウス(長崎県松浦市)との連携を開始した。
グッドハウスには連携をはじめた翌日、さっそく県外からの移住希望者が来店した。
ながさき移住倶楽部は、長崎県が県外からの定住者を呼び込むため作った会員制度だ。
長崎に移住を検討する者ならば誰でも加入でき、提携企業のサービスの割引などを利用することができる。
十八銀行(長崎市)が提供する住宅ローンの金利優遇や、サカイ引越センター(東京都港区)が引っ越し費用の20%を割り引くなどがある。
グッドハウスでは、県外からの移住者に売買手数料やリフォーム工事費用を割り引くキャンペーンを提供する。
対象は『ながさき移住倶楽部』の会員で、佐世保市、松浦市、平戸市、佐々町に移住する人だ。
担当者は「これまで県外からの移住希望者は月に2~3組程度だったが、ほとんどは九州住まいの者だ。ながさき移住倶楽部と提携することで、より多くの地域から集まってくることに期待したい」と語った。

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