航空券販売会社と提携

民泊事業者へ集客支援を開始
航空券販売のエボラブルアジア(東京都港区)は、民泊物件紹介サイト『民泊.com』を運営しているスペースエージェント(東京都渋谷区)と12日、業務提携を結んだ。
民泊新法の成立を見込み、合法的に民泊ビジネスを行う事業者に向け、物件入手から集客まで一連のサービスを提供する体制を構築した。
所有者や管理会社が民泊物件としての転用を許可している物件を紹介する『民泊.com』で、成約し、事業認定を受けた物件は、エボラブルアジアが運営する民泊予約サイト『TRIPSTAR(トリップスター)民泊』に掲載することができる。
『TRIPSTAR民泊』は、事業許可を取得している民泊物件しか掲載できないため、スペースエージェントが掲載の審査を行う。
自治体から発行された認定書のコピー提示を求めるほか、いくつかのチェック項目を設ける。
今後、『TRIPSTAR民泊』では、国内航空券やJR乗車チケット、高速バスなどと、セットで民泊施設を販売するパッケージ商品を企画する。
既存の民泊予約サイトにはない健全性と利便性で、差別化を図っていく。
5月に開設した『民泊.com』の会員数は4000人で、成約件数は230件を超える。
まずは会員に事業許可を取得していれば、『TRIPSTAR民泊』に掲載できることを告知していく。
許認可の取得をサポートするため、司法書士などの専門家を紹介しているが、成約者の利用は2割にとどまっている。
スペースエージェントの出光宗一郎社長は「成約物件のうち、現時点で許可を得ているのは数物件しかないと思われる。しかし、法整備によって違法民泊の取り締まりが強化し、事業者のコンプライアンス意識は次第に高まるだろう」と先を見据えている。

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