都の補助事業で創業支援

不動産仲介・管理を行うエスエストラスト(東京都八王子市)は12月に、八王子市内にコワーキングスペース『fabbit(ファビット)八王子』を開設する。同施設は14日、東京都が今年度より開始した「多摩ものづくり型創業支援施設整備補助事業」に採択され、投資額の3分の2が交付されることが決まった。これは多摩地域におけるものづくり分野での創業支援の取り組みを支援するために、民間事業者が実施する施設の整備・改修に掛かる費用の一部を都が負担するもの。


『fabbit八王子』は八王子駅近くのエイトビル3階、広さ約200㎡。室内には3Dプリンター10台やレーザーカッター3台、CAD10台のほかに、ボール盤などの工作機械やミシンなど設置される。全90席で、16席は固定の企業が使用できるスペースだ。法人登記もでき、技術指導やベンチャーキャピタルのセミナーなども企画していくという。
同社ではコワーキングスペースやレンタルオフィスを運営することで地元企業との接点を増やし、不動産事業の受注や紹介につなげたいと考えている。
同社の杉本浩司社長は「ものづくり産業が活発な八王子市には、若い企業を育成する環境が整っていない。地場企業の発展を自治体と支え、地域に貢献しながら当社の本業も伸ばしていきたい」と話す。

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