家賃のクレジット決済を導入

ユーミーらいふグループで賃貸管理業の湘南らいふ管理(神奈川県藤沢市)は10月末から、入居者が所有するクレジットカードでの家賃決済を導入する。
すでに初期費用は可能だったが、月々の家賃の支払いもクレジットカード決済をできるようにすることで、ポイントを貯めたい入居者の満足度向上や、滞納率の低下につながると考えている。VISA、mastercard、JCB、American Express、Diners Clubなど主要ブランドのクレジットカードはすべて使用できる。


家賃をクレジット決済する場合、管理会社や家主がクレジットカード会社に支払う決済手数料の負担が懸念材料になる。同社ではこれまで契約時に入居者が負担していた家賃債務保証料やルームクリーニング代、家財保険費用を、一括ではなく月々の支払い形態に変えることを条件にクレジット決済を可能にする。月額払いする場合は家賃債務保証会社への加入が不要となるため、入居者が支払った月額費用の一部を収益とし、間接的に同社が負担する決済手数料に充てる仕組みだ。月々の支払いは単身向け物件で月額4000円を想定している。
入居者にとっても契約時に大きな金額がかかるより、月々の支払いに平準化させたい意向があるという。今後仲介店舗でのぼりやポップを設置するほか、ホームページでクレジットカード決済できることを入居希望者にPRしていく。同社は自社管理物件の7~8割をグループ企業で仲介事業を手掛けるユーミーネット(同)が客付けしているため、直接入居者への提案ができる点が強みだ。
すでに初期費用のカード決済では、申し込み後の契約キャンセルや、未収金の催促業務が減るほか、銀行が営業していない土日でも決済でき、売り上げに計上できるなど多くのメリットを感じている。
湘南らいふ管理の広瀬一寛取締役は「当グループでは、ITによる重要事項説明の実績があり、今後は電子契約の導入を検討している。将来的にインターネット上で完結する賃貸仲介事業を視野に入れている」と語る。

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