共用部でこども食堂を実施

シェアハウスの運営・企画を手掛けるサンクチュアリ(東京都世田谷区)は11月15日、運営する京王線「つつじが丘」駅から徒歩15分の築20年木造3階建て全8戸のシェアハウス『シェアアパートメント調布』の1階約30㎡の共用部でこども食堂を開催する。こども食堂というのは、貧困家庭で学校給食以外の食事がまともに取られなかったり、共働き世帯で孤食が常態化したりしている子供のために安価で開かれる食堂のこと。
開催するのはファミリー層やシニア、子供の多い調布のエリアだ。参加費は中学生以下が200円、高校生は300円。16時30分から開催し、子供らには配膳などの手伝いに参加してもらう。


料理は調理師免許を持つ松岡暢彦社長が行い、終了の19時までの間には、シェアハウスの入居者による英会話レッスンやお絵描きレッスンなども行う。
同シェアハウスはもともとシニア向けとして立ち上げたが、シニア層のシェアハウスへの認知度が低く、現在は20代から60代までの外国人3人、日本人5人が入居している。同社の松岡社長は、シェアハウス運営大手のオークハウス(東京都渋谷区)で10年間勤務していた経験があり、シェアハウスが「地元になじみのない外国人が頻繁に出入りする場所」としてあまり良いイメージを持たれていないことを問題視していた。
地域に貢献する場を提供することでシェアハウスのイメージを改善し、当初のターゲットとしているシニア層に気軽に入居してもらいたいという狙いから同事業をスタートさせる。今後もこども食堂を月1回のペースで開催していく。
松岡社長は「まずは地域住民の交流の場として定着させていきたい。地元の八百屋などに食材の提供を呼び掛けていきたい」と話した。

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