3カ月先の価格指数を算出

人工知能を活用し投資用不動産の将来収益予測をするサービス『Gate.(ゲイト)』を運営するリーウェイズ(東京都渋谷区)は11日、不動産市場価格の動向「不動産価格指数」の3カ月先を予測するサービスを開始した。
同社では、既存の建物に対する将来収益予測を5000万件以上のビッグデータから算出する。提供するのは都道府県別に数値化した将来予測値で、エリアごとの不動産価格指数の提供はこれまでにないサービスだ。算出する3カ月先の指数の現時点での精度は95.1%になるという。


同サービスにより、新たな不動産信託商品の開発を可能にすることが狙い。そのひとつが、先物取引と同じような取引を不動産市場で行えるようにすることだという。
例えば、価格に変動のある株など先物取引が可能な商品は、将来の決められた期日に購入する金額を決めて「買う」か「売る」かの取引をすることができる。単価が上昇すると予想される商品はあらかじめ決められた価格で買うことを選択すれば割安で購入ができる。また、単価が下がると予想される商品に対して売ることを選択すれば、値下がりした実際の価格より高く売ることができるため、売却益を獲得できる。 
巻口成憲社長は「例えばデベロッパーは2年先に完成する開発土地を仕込む必要があるが、そのときの景況判断で購入するため、先物指数がないとバブル崩壊のようなことが起こる可能性もある。不動産価格指数の精度を上げていくことで、不動産価格の高騰が続く中、急激な景気変動の影響を軽減することもできる」と話した。

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