民泊の特徴取り入れたホテル

民泊代行業を手掛けるSQUEEZE(スクイーズ:東京都港区)が大阪・十三で2017年9月15日から開業したファミリー・グループ向けホテル『Minn(ミン)』の同年12月20日までの稼働率が80%以上と好調だ。築30年の商業用ビルRC造5階建てをコンバージョンし、ホテルとしてサブリースしている。「シングル向けのビジネスホテルが多い周辺との差別化を図ったことが好調の理由」だと担当者は語る。
大人数がひとつの部屋に泊まることができる民泊のメリットを取り込んだ。宿泊客のターゲットを3人以上のグループやファミリーに絞り、各部屋を30㎡以上に改修。最大8人まで泊まることのできる部屋など42室を設けている。また、各部屋にキッチンやリビングなどを設け、家で暮らすような宿泊体験を送れる間取りにしていることも大きな違いだ。


十分な広さを確保し客室数を少なくしている分、少ない従業員数で運営ができるようにしている。スマートロックによるセルフチェックインや、現金精算を行わず予約時のクレジットカード決済のみ行うことなどを徹底している。民泊の特徴を盛り込んだ施設だが、全利用客の9割はAirbnbなどの民泊向けサイトではなく、『じゃらん』や『Booking.com(ブッキングドットコム)』などのホテル予約サイトを通して宿泊しているという。
同社は今後、京都や東京など、日本人観光客からも需要のある地域でオーナーを募集し、チェーン展開していく考えだ。

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