収益不動産売買に仮想通貨

不動産会社向けITサービスのイタンジ(東京都港区)は10日、仮想通貨で投資用不動産の売買を行うサービスを業界で初めてスタートした。ビットコインで売買ができる案件を紹介するポータルサイト『HEYAZIN COIN(ヘヤジンコイン)』の運営を開始した。
11日時点で11物件を掲載。9月までに1000件の掲載、取引数300件を見込む。利用前提は買い主・売り主がともにビットコインの口座を持っていることだ。
ビットコインは2017年1年間で20倍に高騰しており、市場規模も急拡大。値上がりによる利益を不動産投資に振り向けるニーズがあるとみて同サービスを開発した。
既存の取引と異なるのは決済だ。イタンジが、ビットフライヤーなど仮想通貨決済サービスを提供する会社を売り主・買い主に紹介し、ビットコインによる支払いをサポートする。伊藤嘉盛CEOは「今後は、仮想通貨を使った新たな不動産の証券化市場を作っていきたい。


Jリートの私家版のような形で、投資家の安全性を担保しつつ、小口で収益不動産を仮想通貨で売り買いできる環境をつくりたい。今回のサービスは、そのための顧客開拓の一環」と語る。

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