産学連携で共同研究

投資用不動産開発・販売・管理事業を行っているプロパティエージェント(東京都新宿区)は8日、ビットコインなどの仮想通貨に用いる分散型ネットワーク技術「ブロックチェーン」を活用した不動産クラウドファンディングに関する研究会を、早稲田大学国際不動産研究所と共同で発足した。
同社は、企業の資金調達の手段として使われるクラウドファンディングに着目。低リスクの小口資金による手軽な投資の需要が個人投資家の間で高まっていることを背景に、不動産クラウドファンディングの事業化を目的とする「不動産クラウドファンディング準備室」を1月29日に設置した。
同準備室を軸として不動産金融工学の第一人者、川口有一郎・早稲田ビジネススクール教授が所長を務めている早稲田大学国際不動産研究所との共同研究に着手する。同研究所が持つ学術的知識を活用し、海外情勢の効率的な情報収集と検証に取り組んでいく。研究会の発足に伴い、川口所長は同社顧問に就任した。


予定されている研究内容は、契約・取引の自動化システム「スマートコントラクト」や仮想通貨のブロックチェーンへの活用、技術的・法的課題、グローバルな視点からの不動産クラウドファンディング発展の方法など。
同社では「不動産クラウドファンディングを通じて、不動産投資をスマホ片手に出来る環境を構築したい」としており、今後は産学連携で調査分析を進める。

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