子育て支援の賃貸マンション完成

ジェイアール東日本都市開発(東京都渋谷区)は5日、子育て世帯支援がテーマの賃貸マンション『びゅうリエット三鷹』の完成見学会を行った。JR総武線「三鷹」駅から徒歩3分の、JR東日本グループが保有する土地に、9階建て全18戸のファミリー向け賃貸住宅を開発した。
間取りは2LDKで専有面積は54.84~63.91㎡。賃料は16万8000~19万4000円(共益費込み)。
2017年12月から、妊婦や未就学児のいる世帯を優先して募集を開始し、2週間で10戸に申し込みが入った。現在は全室成約済みだ。入居開始は3月10日。
同物件の特徴は、子育て環境を充実させた点にある。地元の保育事業者や医療法人らと提携。2階は定員54人の東京都の認証保育と、重度の障がいを持つ子どもを預かる保育サービスが入る。3階は、病児保育室と、一時保育室、地域の住民も利用できるコミュニティースペースだ。子どもが病気の時や急な仕事が入った時でも同じ建物内に預けられ、仕事に忙しい共働き世帯の負担を軽減する。1階には、紙おむつや粉ミルクなど育児関連の商品を充実させる売店を誘致する。


専有部は東京都の子育て支援住宅として認定を受けた。同社は「ベランダは、室外機の上に乗って転倒する事故を防ぐため180センチ幅を取った。子どもがドアに指を挟まないようカバーを付けるなど、子育て世帯が安心して暮らせるよう配慮した」と話した。
ジェイアール東日本都市開発が保有し、管理はタイセイ・ハウジープロパティ(東京都港区)が行う。JR東日本は26年までに3000戸の賃貸住宅保有を中期計画の目標に掲げている。グループの保有地を生かした複合型案件の開発や、旧社員寮のリノベーションなどを行い、コンセプト型の賃貸住宅企画も進める。

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