オーナー提案コンサルFC始動

総合不動産業のクラスコ(石川県金沢市)は管理会社向けに、オーナーへの空室提案コンサルティングフランチャイズの全国展開を始めることを6日、明らかにした。サービス名は『満室の窓口』。
管理会社の悩みは、空室を埋められず、解約で管理戸数が減少することだ。だが、日々の業務が忙しく、オーナーへの提案資料の作成をする手間や時間が後回しになってしまいがちだ。
満室の窓口では、提案資料作成の手間削減、進捗の管理、社員教育までをワンパッケージにして提供していく。
サービスの柱は大きく3つ。AI(人工知能)、業務効率化のソフト、教育プログラムだ。
AIサービスでは、管理物件の分析から最も回収率の高いリフォームやリノベーションの提案が可能になる。例えば、設備をいくつか入力すると管理物件の中でどれくらいの賃料で貸せているのかをAIがデータ分析。現在と比較していくらの家賃上昇が見込めるかが分かる。設備導入コストから計算し、いくつかの条件付けから最も収益力の高いリフォーム提案ができるようになる。


業務効率化ソフトについては、同社がこれまでに独自開発してきた建物点検や外壁工事のアプリを利用可能。アプリ上で、順序に合わせてオーナーにヒアリングや物件の確認をしていくと必要な工事や費用が分かる仕組みだ。
社員研修は、イーラーニングと実地研修を組み合わせ、一定のプログラムを終了すると資格が付与される。
6月からの全国展開を視野に、4月19日には同社の銀座オフィスで第1回目となる説明会を開催する予定だ。
小村典弘社長は「これまで仲介のフランチャイズなどはあったが、オーナー提案のFCはなかった分野だと考えている。1年で導入店舗数100店を目指す」と語った。

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