子育て世帯、シニアの生活拠点創出

ミサワホーム(東京都新宿区)が千葉県浦安市東野地区に建設した複合商業施設『ASMACI(アスマチ)浦安』が3月28日オープンした。まちづくり事業ブランド『ASMACI』『ASMACI MAISON(アスマチ・メゾン)』の第一弾。浦安中央病院が5月に隣接地に移転予定で、多世代にわたり健康で安心して生活できる拠点づくりを目指す。
 『ASMACI浦安』はRC造地上6階建てで、3~6階が全28戸の賃貸住宅『ASMACI MAISON 浦安』となっている。2階には共働き世帯が安心して子育てができるように認可保育所と病児・病後児保育室を設置。1階には高齢者の身近な相談窓口となる地域包括センターや、調剤薬局一体型コンビニエンスストア、小児科クリニックが入る。
『ASMACI MAISON 浦安』は、間取りが1LDKと2LDKの各14戸ずつで、専有面積は40~66㎡。賃料は10万~13万円。主に子育てファミリー向けだが、8戸についてはバリアフリー構造や手すりを備えるシニア層の入居に配慮したものとなっている。2月中旬から入居募集を開始し、20戸が成約済みという。
同社と浦安市、医療法人社団やしの木会浦安中央病院、京葉銀行の4者が2015年12月に協定を締結。高齢者や障がい者、子育て世帯などの居住の安定確保や地域住民の健康維持、世代間交流の促進を図る『スマートウェルネス拠点整備事業』として国の補助を受け、17年2月着工、18年2月に完成した。


今後、南側の隣接地約4800㎡を取得し、自立して生活できるアクティブシニア向けの約90戸の分譲マンションを18年11月から19年度下半期にかけて建設する予定。
28日に行われた竣工式で、ミサワホームの磯貝匡志社長は「少子高齢化が進む中で、子どもや孫、ひ孫世代が幸せな社会を迎えられるかどうかは、われわれの世代が共働き世帯や高齢者世帯にどう取り組むかにかかっている。『ASMACI』のまちづくりを全国に広げていきたい」と話した。

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