賃貸事業で1兆円突破

大和ハウス工業(大阪市)は2018年3月期の決算説明会で、賃貸住宅事業が1兆円を超えたと発表した。売り上げは前年比8.1%増の3兆7959億円、営業利益は11.9%増の3471億円、経常利益は14.7%増の3445億円と売り上げ、利益とも過去最高を更新した。
カテゴリー別で最も売り上げが大きかったのは賃貸住宅で、建築請負と管理を合わせて前期比536億円増の1兆308億円。同社の売り上げの27%を占めるほどに拡大。建築については、都心部で中高層案件の受注を伸ばしたものの、空室問題が報道で取り上げられたことで受注からのキャンセルが増え、売り上げは126億円減の4969億円だった。管理は入居率が0.2ポイント改善し、前期比528億円増の5130億円に伸びた。


19年3月期は総売り上げ4兆円を計画。そのうち賃貸住宅は291億円増の1兆600億円を目指す。芳井敬一社長は「ゼネコンのフジタをM&Aしたことにより、まちづくりの全ての提案が大和ハウスグループでできるようになった。今後は、都心部でRC造の大型案件を手掛けていく」と話した。

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