物件写真登録をAIで自動化

大東建託(東京都港区)は11日から、部屋探しサイト『いい部屋ネット』への物件写真登録に、AI(人工知能)を活用した物件写真自動掲載システムの試験導入を開始する。
入居募集中の物件は『いい部屋ネット』やポータルサイトに掲載しており、年間約30万件の登録作業が発生している。1部屋につき使用する写真は外観や室内など約20枚。リビング、キッチン、玄関、洗面所といった各カテゴリへの分類は営業スタッフが1枚ずつ手作業で行い、システムに登録しなければならなかった。
AIを導入することで、これらの写真の分類やサイトへの登録作業を自動化。フォルダに部屋ごとの写真をまとめて登録するだけで、AIが自動で画像をカテゴリ別に分類し、ウェブサイトに掲載する作業も自動化される。
作業時間の短縮効果は1物件当たり約70%。約10分かかっていた作業であれば、約3分で行うことができる。1カ月当たりに換算すると約3000時間短縮できる見込みという。


同社グループの大東建託パートナーズ(東京都港区)の19営業所で試験導入し、7月初旬から全179営業所への展開を予定する。
担当者は「今まで営業スタッフが登録作業にかけていた時間を、顧客への対応に振り向けることができる」とし、また営業スタッフの残業削減や休暇取得など、社員の適切なワーク・ライフ・バランスへの効果も期待する。

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