点検・補修方法に異議

レオパレス21(東京都中野区)が建てたアパートの一部に界壁がない違法建築問題を受けて、同社で賃貸住宅を建てた家主で構成するLPオーナー会(愛知県名古屋市)が6月22日、都内で記者会見を開催した。『違法建築被害者の会』を立ち上げ、今後の対策について説明した。
レオパレスから、提示された点検・補修方法に不備があると主張している。同会が指摘する点検・補修工事の問題点については以下の通り。違法建築の疑いがある建物の点検をレオパレス社員が行うことになっているが、資格を持つ適切な人材か明らかではない。
アパート1棟に対し、1~2住戸のバスルームの通気口から天井を除いて確認するだけでは、界壁を確認するには不十分のため、入居の有無にかかわらず全部屋を確認するべき。違反したレオパレス自身が点検することに不信感があるため、修繕工事の完了検査は特定行政庁に実施してもらいたいなどだ。


レオパレスが、オーナー側が必要とする補修内容に応じず拒否する場合は、補修や補修費用の賠償を求める訴訟などの紛争に発展する可能性があるとした。
同会の代表を務める前田和彦オーナーは「防火性を持つ界壁は重大な事項。施工時の資料開示を求めているが、現時点でも回答はない」と話す。

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