VRでホームステージング

リコー(東京都大田区)は、空室の360度画像に家具や小物をバーチャルで配置し、部屋のイメージを伝えるVR(仮想現実)技術の新サービス『RICOH(リコー)360―VRステージング』を開発。17日から提供を開始する。
全天球カメラで撮影した360度画像をウェブサイトで自動的に表示できる法人向けクラウドサービス『THETA(シータ)360.biz(ビズ)』の追加機能。通常は実物の家具や小物で空室を装飾するホームステージングをVRで実現する。高品質のCGで実物と遜色ないリアルさを追求した。


賃貸仲介事業において、早期契約や業務効率につなげることができる。
実物を使うホームステージングは搬入時に内装を傷つけるリスクや、コストや手間が掛かるが、VRなら比較的低コストで、さまざまな装飾を試すことができる。
価格は1室あたり3万4800円(税別)で、利用には『THETA 360.biz』の有料登録が必要。
同社スマートビジョン事業本部データサービス事業センター事業開発部の重山美詠氏は「ホームステージングの普及においては、価格を下げるのではなく、物件の魅力を上げることが大事。
そのためCGのクオリティーにもこだわった。VRでホームステージングの敷居を下げたい」と、同サービス開発の狙いを語った。

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