IoT活用した駐車場事業本格始動

ソフトバンク(東京都港区)は13日、IoT(モノのインターネット)を活用した駐車場シェアビジネスを10月から本格始動すると発表した。8月をめどに試験版の提供を開始する。WeWork GINZA SIX(ウィーワークギンザシックス‥東京都中央区)にて記者発表会を開催し新サービスの説明を行った。
駐車場にカメラや磁気センサーを設置し、クラウド上で予約状況などを管理する。利用者はスマートフォン上で希望のエリアを検索し予約する。
既存の駐車場シェアリングとの差別化の1点目は、1分単位で精算対応できることだ。既存のシェアサービスの場合、短くとも15分単位だが、センサーを設置することで出入庫をリアルタイムで反映し、予約から出庫の時間までの駐車料金を事前に登録したクレジットカードで決済できる。


差別化の2点目は、オープンプラットフォームにより収益性の予測ができる点だ。AI(人工知能)が1年後の駐車場の需要なども分析し、料金設定にも活用していく。
同社のグローバル事業戦略本部の北原秀文本部長は「グループ1300社の保有する情報を入れてデータ分析を行える。地方であればイベント需要などの情報と組み合わせ、デマンドに合わせて駐車場を提供できるようにしていく」と話した。
グループのシェア自転車事業、ハローサイクリングとも提携。シェア自転車と合わせて目的地までの交通手段を提供することで、駐車場の価値も上げていくのが狙い。今後は、シェアリング事業として他のサービスも企画。シェア事業をかけ合わせることによる相乗効果と、ビッグデータの蓄積を目指す。

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