住宅関連の保険事業を展開

家電小売業のヤマダ電機(群馬県高崎市)は8日、賃貸住宅向け家財保険を扱うパーソナル少額短期保険(東京都千代田区)の全株式を取得し子会社化した。パーソナル少額短期保険が扱う入居者向けの家財保険の販売強化や、住宅関連の保険商品の開発を行っていく。社名は「ヤマダ少額短期保険」への変更を予定している。


ヤマダ電機は家電を中核にした生活インフラを提案する『住宅まるごと提案』を行っている。家電と親和性の高い住宅、リフォーム、住宅設備機器、住空間の家具雑貨の提案に加えて、各種金融商品や不動産情報を提供。全国に『家電住まいる館』を展開する。今後は自社グループで保険事業も手掛けていく。 
パーソナル少額短期保険は賃貸住宅の入居者のリスクを補償する保険商品を扱う。『賃貸保険ダイレクト』は、部屋の面積に応じて保険料が決まる家財保険。家族の人数が増えたり、家財を買い足したりしても保険料は上がらない。保険代理店を介さずにインターネット上で契約手続きが完了でき、顧客ニーズを捉えてきた。
パーソナル少額短期保険がヤマダ電機グループとなったことで、今後各種保険商品の開発など金融サービス事業の裾野を拡大し、既存事業とのシナジー効果を見込む。ヤマダ電機グループは全国店舗ネットや、6000万件超の会員のビッグデータを持つ。
強固なインフラを活用して既存の家財保険商品の販売力の向上や、顧客に合った商品を提案。ヤマダ電機が行っている住宅販売や家電販売といった事業に関係する保険商品の開発も検討していく。

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