新潟に防災マンション竣工

大和ハウス工業(大阪市)が新潟市でリビングギャラリー(新潟市)と協業で開発してきた防災医療拠点機能を持つ複合高級賃貸住宅『ロイヤルパークスER万代』が8月25日に竣工した。
大和ハウス工業は、地域の防災拠点となる賃貸住宅を開発することで、企業の社会的責任を果たしていく。ERとは都市災害時に近隣住民の災害対策本部の役割を持つこと。『ロイヤルパークスER』シリーズとして愛知県名古屋市と北海道札幌市に続く3棟目として建設した。
屋上にはヘリコプターのホバリングスペースを設け、傷病者の搬送や、医者・看護師、物資の受け入れができる。隣接する小学校が災害時の避難場所に指定されているため、同マンションは避難した傷病者の応急手当てを行う「防災医療拠点」としてスペース、設備機器、医療品を提供する。


場所はJR「新潟」駅から徒歩9分。18階建ての総戸数は326戸で、家具家電付きサービスアパートメント83戸を含む。他に111室のシェアハウス、健康に配慮した食事を提供する食堂、医療モールを併設する予定。賃料は8万8000~67万4000円。
シェアハウス『D-room Share万代』は、約48㎡の共用スペースに大型のリビングやダイニング、シェアキッチンやシアター設備を設けた。各居室にはエアコンやベッド、カーテン、机、椅子、クローゼット等も標準設置し、学生や単身社会人の入居をあっせんする。
すでに入居募集を進めているが、竣工時の契約状況は非公開。リビングギャラリーによると「大規模かつ今までにない高級仕様で地元住民の関心は高い。企業の人事異動や引っ越しシーズンに反響が取れるように法人営業に注力している」と語った。

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