ガレージ付きDIY賃貸を開発

クリーク・アンド・リバー社(東京都千代田区)は、屋内ガレージ付き新築戸建て賃貸『STAPLE HOUSE(ステープルハウス)』の第1弾『STAPLE HOUSE KOGASAKA(高ヶ坂)』(東京都町田市)を開発した。
『STAPLE HOUSE』は、入居者の趣味や属性、ライフスタイルに合わせてターゲットを絞った賃貸住宅『CREATIVE RESIDENCE(クリエイティブレジデンス)』の新シリーズとして企画されたもの。同社では「次世代に残すべき土地と空間を、安定稼働と長期入居の観点から形にする」ことを目的に、貸し手も住み手も作り手も皆が満足する住まいを作るというコンセプトから、入居者特化型の賃貸物件開発を事業化した。


シンプルな門型フレームを基本構造にして建築コストの圧縮と工期の短縮を実現した「ホチキス型」の工法で、シリーズの名称も、その形からホチキスの針を意味する英語「staple(ステープル)」から取った。
物件は木造2階建ての計3戸で、間取りは1LDK+ガレージ、延べ床面積は100・6㎡。最寄り駅は小田急線「町田」駅とJR横浜線「成瀬」駅だが、徒歩17~18分と遠く、ターゲットはマイカーを持つ若いカップルや夫婦、子育て世帯、シニア世帯を想定している。
月額家賃は16万円で、周辺相場よりも1万~2万円高めの設定だが、同社では「ターゲットを絞り込んでおり、この価格帯でも十分に入居が見込める」としている。
1階にはリビングと、ガレージとして使用できる土間を配置。吹き抜けの2階は家具で仕切ることを想定して仕切りを設けず、ネットで区切られた空間は「見せる収納」など自由な使い方ができる。
DIY賃貸であることも大きな特徴。シリーズのコンセプトは「自由に暮らせる空間」で、棚の造作や塗装などができる壁を多く配置し、オリジナルの収納棚や飾りで装飾することができる。
同社では『STAPLE HOUSE』シリーズを、今後3年間で首都圏郊外を中心に30件、計100棟を新たに開発する構想。まずは外環道の内側エリアを重点的に展開するとしている。
同社は人材派遣やアウトソーシング事業などを展開し、賃貸住宅の企画・設計はそのうち建築分野のプロデュース事業の一環。築14年のビルをリノベーションしてゴルフシミュレーターやアプローチ練習場、パターコーナーなどを導入したゴルフ愛好家向け賃貸マンション『GOLF LiViNG KOGA(ゴルフリビング古河)』(茨城県古河市)や、屋上菜園を備えたテラスハウス『大田菜園長屋』(東京都大田区)など、これまでに数多くの新築・リノベーション物件を開発してきた。

関連記事