団地内で高齢者見守り

大阪府住宅供給公社(大阪市)は、自家焙煎工房カフェを運営するリトルアイランド(大阪府大阪狭山市)と連携。3日より配食サービスを通じた高齢者の見守りサービスを開始した。
同事業は、泉北高速鉄道「栂・美木多」駅より徒歩約10分の『原山台B団地』を対象とする。団地内のスペースに配食サービスの販売所を開設。管理栄養士が考えた40品目のおかずと16穀米が入っている手作り弁当の販売をリトルアイランドのスタッフが行う。希望者には玄関先への配達を行い、不在で応答がない場合は公社を通じて緊急連絡先に通報。安否確認をすることで、高齢者の孤独死を防止する。
大阪府住宅供給公社を含む3社が主体となり、2017年11月にシニア向けサービスを公募した。そのなかで、リトルアイランドが提案した入居者向け配食サービスが採用された。


入居者全員が利用できる。販売所で購入できるほかメールやFAX、団地1階に設置されている注文箱へ投かんする方法でも注文できる。中身のちがう2種類の弁当を用意。料金は400~500円(税込み)
同団地は築42年のRC造14階建て495戸。70歳以上の入居者が約3割を占めている。団地内の孤独死リスクの解決と、配食による健康寿命の延伸を目的としている。
担当者は「11月まで実施予定。原山台B団地がビジネスモデルとなるため、3カ月間で効果を実証していきたい。ほかの団地で事業を展開することも考えている。宅配サービスだけではなく、食事会を実施して団地内のコミュニティ形成につなげたい」と話す。

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