賃貸借取引をデジタル化

中古マンションの売買仲介・管理などを手掛けるGA technologies(ジーエーテクノロジーズ:東京都渋谷区)は9月25日、ブロックチェーン技術を活用した不動産デジタルプラットフォームの構築を開始。賃貸領域での新しいビジネスモデルとブロックチェーン技術に関する特許を出願した。将来的には売買分野にも広げるが、まず第1弾として賃貸取引分野に特化してシステム構築を進める。
同社の不動産デジタルプラットフォームは、売主、買主、貸主、借主が、オンライン上で物件を「探す」だけでなく「交渉する」「契約する」「購入する」といった、従来は人が介在しなければ成立しなかった取引をデジタル化するもの。分散台帳技術を用いたデータ管理ができるブロックチェーンを通じ、オンラインで完結する取引を可能にした。


賃貸ではスマートフォンやパソコンを通じて申し込みから契約、入居審査、入居後の生活に関わるサービスや物件管理に至るまで一連の流れを全てオンラインで進行。場所や時間にとらわれず契約でき、事業者の管理コストも削減できる。
25日の会見で樋口龍社長は「取引額が高額な不動産業は、契約から先は人が介在する分業制で、紙を中心に手続きが進むアナログな業界だった」と指摘。同社のデジタルプラットフォームは賃貸借の全ての工程を一気通貫に解決する画期的なシステムだと語った。

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