賃貸住宅フェア2018大阪 導入必須の宅配ボックス

設備投資で来場者の目を引いていたのが、宅配ボックスだ。
ネット通販の普及や再配達の問題が浮上し、近年需要が増え続けている。
日本宅配システム(愛知県名古屋市)の担当者は「オーナーだけではなく、リフォーム業者や管理会社の来場もあり、新たな販路の開拓となった」と話す。
また、フルタイムロッカー(東京都千代田区)は導入したオーナーや管理会社と共に行ったセミナーでは、立ち見客が出るほどの盛況ぶり。関心の高さがうかがえる。
約120戸を所有する樋口雅弥オーナー(大阪府寝屋川市)は、宅配ボックスが目当てで来場。
「入居者満足度アップのため、導入を検討せざるをえない」と話す。ブース内での対応や各企業のサービスを比較し、近いうちに依頼をかける方向だという。


約20年前から賃貸住宅フェアには毎年顔を出すという澤田等オーナー(富山市)も、今回のお目当ては宅配ボックスだ。
築20年を超える物件でも、最新設備を導入し、集客の売りにしたいと考えている。
「若年層は、今住んでいる住宅以上の設備を求めるので、宅配ボックスは必須要件だ」と話す。
その他、神栄ホームクリエイト(大阪府東大阪市)やプロボックス(東京都千代田区)など、宅配ボックスを提供する出展社に人だかりができていた。
 また、ミニキッチンの『Repeat(リピート)』を展開する亀井製作所(岐阜県加茂郡)は今回、フジヤマ(大阪市)や小笠原(福岡市)、エフ・ジェイ・ケイ(大阪市)と共同で出展。2ブースで7点のキッチンを展示した。単身者向けミニキッチン『Poche(ポッシュ)』は、ワンルームの部屋の間取りを考えた商品だ。堀英一執行役員は「昨年より2倍近い150人ほどがブースに来場し、中身の濃い商談ができた」と話す。
 また、3社同時開催ならではの声もあがった。水道修理のイースマイル(大阪市)は、住まい×介護×医療展で高齢者向け住宅を提案していた企業と交流。新たなビジネスのきっかけが生まれたという。本田敦巳社長は「他業種の企業と話すことで、事業の幅が広がった」と満足げ。初出展で思わぬ成果があった。

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