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佐藤 洋 社長【 亀岡大郎のトップ対談 】

売買から主力事業を賃貸にシフト

賃貸住宅約7000戸、駐車場3000台を管理する豊後企画集団(大分市)。2代目の佐藤洋社長は新卒採用と人材教育に注力し、主力事業を売買仲介から管理・賃貸仲介にシフトしてきた。
入居率94%を維持し、資産コンサルティングを強化することで管理戸数の拡大を目指す。「企業の価値を高めていくことが経営者の役目」と語る佐藤社長に今後の事業展開を聞いた。

旅行業界から転身突然の社長就任

亀岡 大分から来たそうですね。

佐藤 大分市内を中心に賃貸住宅約7000戸、駐車場約3000台の管理と、仲介事業を手掛けています。私は2代目で、父が創業した会社を継いで12年目になります。

亀岡 かつて大分合同新聞にはよく行きましたよ。今でも地元で一番購読されている日刊紙で、長野一家が経営しています。同じように、佐藤社長も父親の会社を継いだのですね。いつ会社を継ぐ決心をしたのですか。

佐藤 29歳のころです。子供のころは親の会社を継ぐつもりはありませんでした。大学を卒業後、旅行代理店のHISで働いていたのですが、売り上げから労務面まで店舗運営を任されていたので、経営に関心が向くきっかけになりました。会社を継ぐ決意を固め、大和ハウスに転職し不動産事業を学んでから大分に戻りました。

亀岡 事業承継は順調でしたか。

佐藤 それが突然でした。私が大分に戻って入社した数日後に父は心筋梗塞で他界したのです。前日までいつも通り元気だったので、とても驚きました。

亀岡 突然、会社のかじを取ることになったわけですね。苦労も多かったでしょう。

佐藤 社長に就いた2007年4月当時は売買仲介が売り上げの8割を占めており、会社にビジョンや理念がなく個人プレーヤーの集団のような状態でした。愛社精神と志を持って働ける職場にしたかったので、毎年新卒採用することを決めました。そのためには賃貸仲介と管理を伸ばしていく必要があると思い、主力事業をシフトチェンジしていきました。

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