新築で京町家を分譲

京都を中心に不動産事業を行う八清(京都市)は、新築物件で京町家を分譲。2019年1月に販売を開始する。住居仕様の収益物件としても対応し、管理は同社が行う方針だ。
物件はJR線「二条円町」駅から徒歩約23分の『京つむ木』木造2階建て。4戸が連棟となっており、各戸約90m2の3LDK。外国人の別荘使用やファミリー層を狙う。
戦前に建築された従来の京町家と同様に、クギを使わずに梁(はり)や柱を組み合わせ、土壁を採用している。
また、町家のデメリットでもある断熱性や遮音性の低さは、対面型のキッチンやサッシを使ってカバーする。


同社はこれまで主に京町家の再生事業を行っており、新築で京町家の供給は初めて。西村孝平社長は「京町家を新たに建てることで、景観の保全にもつながる」と話す。
価格は1棟約5300万円。今回の物件人気次第で、今後も新築で京町家を建築予定。
インバウンド需要で観光客が増える京都では、京町家の再生事業に乗り出す企業が急増。6日には京阪電鉄不動産(大阪市)がインテリックス(東京都渋谷区)と提携し、京町家を簡易宿所に改修すると発表した。

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