2019年トレンド公表

リクルートホールディングス(東京都千代田区)は12月17日、2019年のトレンド予測を発表した。住まい領域のキーワードは2拠点居住者を示す「デュアラー」だ。
近年、20代~30代が地方の空き家やシェアハウスを活用して2拠点生活を始めている。
背景には、住宅に対する意識の変化がある。シェア文化の浸透や民泊の合法化、空き家の増加、都心部に比べて地方物件の価格が低下していることで選択肢が増えた。
2拠点生活を求める人の中には、都会育ちで故郷と呼べる場所がない人が地元住民との交流を望むケースもある。


企業側が2拠点居住を後押しする動きが出てきた。千葉県のマンション『ブラウシア』の運営会社は、入居者をバスツアーで群馬県川場村に連れて行き、田植えやリンゴ狩りなどの里山体験イベントを実施。平日は都市部で仕事をし、休日は自然豊かな環境で過ごす暮らし方を提案している。
『SUUMO(スーモ)』の池本洋一編集長は「利便性を重視してきた結果、東京への一極集中が進んだ。1つの拠点にしばられず、都心と田舎の2拠点生活を楽しむ動きは、当たり前になっていく」と話した。

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