顧客管理システムの売買版開始

ITサービス提供のイタンジ(東京都港区)は21日、顧客管理システム『ノマドクラウド売買』の提供を開始した。
特徴の1つ目は顧客管理機能。
システム上で対応中の顧客情報や対応状況が確認できる。顧客の名前などの基本情報に加え、賃貸住宅に住んでいるのであれば現在の家賃、持ち家ならばローンの残債、家族情報、年収、資産額など6カテゴリーの属性情報を記載可能。
顧客の対応がどこまで進んでいるのかも併せて確認できるため、仕事の全体像を把握しやすい。


2つ目が営業支援機能。顧客の希望条件をシステム上に入力すると、条件に合った物件情報を自動で追客メールを送れる。
また、顧客専用ページを作成し、ページ上でメッセージの送受信がチャット感覚で行え、メールよりもスピード感をもってコミュニケーションが行える。
同社は2016年から『ノマドクラウド賃貸』を提供し400店舗で導入されてきた。都心部での利用が4割だ。
売買版が賃貸版と大きく異なるのは、賃貸版が店舗ごとにログインページを作成していたのに対し、売買版は営業スタッフごとである点だ。
スタッフごとに営業成績や成約率を分析し、フィードバックしていける。同システムのサポートにより、申込率、来店率の向上に貢献することを目指す。
まずは都心部の実需住宅の売買仲介会社向けにサービスを広め、今後は収益不動産への対応や『ノマドクラウド賃貸』とのシステム連携なども視野に入れながら改良を進めていく予定。
1年で100社の導入を目指す。野口真平社長は「今回売買向けに参入した。賃貸領域のサービスの顧客拡大と同時進行で事業を広げていきたい」と語った。

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