学生のアイデアの事業化目指す

賃貸仲介のハウスコム(東京都港区)は9日、同社主催の『第2回学生ビジネスコンテスト』優勝者の2チームと事業化に向けたプロジェクトのキックオフミーティングを行った。
ハウスコムが主催する学生ビジネスコンテストは2017年からスタート。
18年に実施した2回目のコンテストでは、AI(人工知能)による合理化が進み、仲介業者の役割が変わろうとしている中、「人でないとできないマッチングとは?人が介在する意味のあるコミュニケーションを考える」をテーマに開催。
学生らがチームごとに事業のアイデアをプレゼンテーションした。
5チーム参加した中から優勝した2チームは『Cチーム』と『QUEEN』。『Cチーム』は、アニメの主人公の部屋で暮らすことを実現させ、その部屋を人々が集まるコミュニティーに成長させていく事業案を提案。
『QUEEN』は、寺院を宿泊先として提供し、外国人観光客と寺院をつなぐプラットフォーム作りを発案した。


キックオフミーティングでは、優勝チームのメンバーとハウスコム内外で組織されたプロジェクトのアドバイザーが情報共有を行った。
寺院に関わるビジネス経験があるアドバイザーは寺院宿泊のプラットフォーム事業案に対し、「市場価値のある事業だと思う。ビジネスとして成長が見込めるだろう」と期待した。今後、定期的にミーティングを開催し、事業化を目指していく。
ハウスコムは同コンテストをきっかけに、業界慣習や旧世代の感覚にとらわれない学生の新しい発想を新規事業のヒントにつなげていきたい考えだ。

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