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不正融資に関与のスルガ行員実名を公表

スルガ銀行スマートデイズ被害弁護団は1月25日、東京都千代田区の東京地方裁判所司法記者クラブで会見を開き、スマートデイズ案件で不正融資を行ったスルガ銀行員の実名を公表した。
同弁護団は、スマートデイズのシェアハウスを購入し、スルガ銀行で融資を受けたオーナー約260人から委任を受ける。
スルガ銀行に対して、シェアハウスを代物弁済することで融資の白紙化を求め、同行との直接交渉を重ねてきた。
今回、同弁護団は委任を受けるオーナーに独自調査を行い、不正融資にかかわった同行員のうち、案件の数が多かった行員6人の実名を明らかにした。ある行員は土地の融資を66件、建築資金の融資を55件取扱っていた。


融資決済日に「立ち会わないことになっている」と説明したり、金額が白紙の引き出し伝票を書くようオーナーに指示するなど、不透明な行動が数多く見受けられたという。
6人全員が横浜東口支店の担当者であり、同弁護団がスルガ銀行に現在の行員の所在を聞いたところ、退職しており行方が分からないとの回答だった。
同弁護団の河合弘之弁護団長は「行員の個人名を開示したが、プライバシーはないと思う。事業に対しての不正を開示した。
スルガ銀行は実績主義で成約に比例して給料をもらっている。不正融資に対して見返りを受けていることになる」と話した。
スルガ銀行員と販売会社社員の会話音声も流し、行員が販売会社に対して、与信資料の改ざんができる他の販売会社をあっせんする発言があったことを示した。
同弁護団は、スルガ銀行の不正融資の実態を示す証拠を集め、事件の全貌を明らかにする構えだ。

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