新電力の付帯に置き配サービス

新電力会社のPinT(ピント:東京都千代田区)と置き配サービス提供のYper(イーパー:東京都渋谷区)は新サービスの提供を7日から開始した。
新サービス名は『PinTwithOKIPPA(ピントウィズオキッパ)』。
PinTの電気を契約すると、Yperが提供するスマートフォンと連動する置き配サービス『OKIPPA』を無償で利用できる。
『OKIPPA』は、荷物配達時に受取人が不在の際、ドアなどに取り付けたバッグに荷物を入れて配達を完了できる。
配送会社は荷物を収容後、バッグのファスナーを締め、付属の南京錠で施錠する仕組み。


新サービスでは、3980円相当の置き配バッグを無償配布する。
年間980円(税別)の会費がかかるプレミア会員向け盗難保険付きプランが無料で適用される。
配送状況はスマホのアプリ上で複数の配送会社の最新の状況を一覧で確かめることが可能だ。
新サービスは賃貸住宅の付加価値づけにも活用を見込む。
宅配ボックスの設置費用が出せない、設置スペースがない賃貸物件に対して、各戸に提供できるからだ。
PinTはこれまで、不動産会社を通じて電力販売を進めてきた。提携している40社のトータルの賃貸管理戸数は約300万戸となった。
管理会社から「管理物件のバリューアップになるサービスはないか」と相談を受け、Yperとの協業によってニーズが高まっている宅配ボックスの代わりになるサービスを考案した。
電気料金も従来の電力会社より1~7%安くなる。
申し込みは同社のパンフレットに印刷したQRコードを読み込むことで、サイトに移行する。
スマホ上で契約手続きができるため、サービスを紹介した不動産会社の業務負担はほとんどないという。
PinTの田中将人社長は「オーナーは所有する賃貸住宅に無料で採用でき、差別化になる」と話した。
Yperの内山智晴社長は「今年1年で100万個の普及を目指している。
日本郵便との実証実験で『OKIPPA』の利用により再配達を61%削減した結果が出ている。再配達問題の解決に貢献していきたい」と語った。

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