ハウスドゥ、金融ビジネス強化

ハウスドゥ(京都市)は金融事業を強化していくことを6日の2019年6月期半期決算説明会で明らかにした。
決算説明会は東京都中央区の日本証券アナリスト協会で開いた。
同社の安藤正弘CEOは「不動産金融事業の中でも、リバースモーゲージはビジネスの柱になっていくと考えている」と話した。
リバースモーゲージとは、高齢者の自宅を担保に、融資を行い、借入者の死後など契約終了後に担保を売却することで債権を回収する仕組み。
2017年10月より金融事業を行う子会社のフィナンシャルドゥ(大阪市)がサービスを開始。1年3カ月で保証件数は191件、保証残高22億1000万円にまで急拡大している。


不動産担保融資事業も融資残高が2年で倍以上の63億5900万円になった。
不動産金融事業全体では同第2四半期で4億3600万円、通期では10億円を予定する。
営業利益は第2四半期が9600万円、通期予想が3億8400万円と利益率38・4%を見込む。
自宅を売却後、賃貸として売主に提供するハウス・リースバック事業も強化。
安藤CEOは「投資用不動産が問題化しているが、お金のない人に収益物件を買わせるのはおかしい。
当社は高齢者の生活を豊かにしていきたい。必要な人にお金を流していく事業を進めていく」と語った。
全体では売り上げが前年同期比32・9%増の126億7000万円、営業利益は同22・6%増え10億8900万円と好調だった。
今後は海外展開にも意欲を燃やす。1月25日にはタイ・バンコクにて現地の不動産会社と合弁事業契約締結の調印式を行った。
長期目標でタイ国内にて500店舗の実現を目指している。
新築市場の中で、まだ専門会社が1社もないという中古不動産のリノベーション再販事業を推進していく予定。

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