「かぼちゃの馬車」債権者集会

シェアハウス『かぼちゃの馬車』を運営するスマートデイズ(東京都中央区)の第1回債権者集会が19日、都内で開かれた。
破産管財人の清水祐介弁護士(ひいらぎ総合法律事務所)が破産手続き開始に至った経緯を説明。
破産債権届け出額は1053億円に上ると発表した。
同社は2012年の設立当初、「東京シェアハウス」の商号で脱法ハウスを運営し、13年から寄宿舎としてシェアハウス営業を強化していった。しかし、投資家へ融資をしていたスルガ銀行のもとに、創業者で社主の肩書を持つ佐藤大治氏についての不芳情報が届き、取引を停止され、倒産しかけた。そこで、ダミー会社や販売会社を介在することで取引を再開。販売数が急増したとみられる。


同社やダミー会社を通して、業務委託料として土地や工事費のキックバックが多額にあったとみられる。また、データ管理はずさんだったという。
入居率が芳しくない中、投資家に販売し続け、自転車操業となり17年にオーナーへサブリース賃料の減額を通知。18年4月に民事再生手続きを行うも、棄却され5月に破産した。
債権者からは、「同社の土地の仕入れ価格やクリーンな工事費を知りたい」「人生がかかっているので引き続き調査してほしい」との声や、民事再生手続きをしたことへの批判などがあった。清水管財人は「創業者や経営者に責任追及できるか調査を続行中だとして結果は保証できないが管財人としてできる限りのことを尽くす」と述べた。
怒号やトラブルもなく閉会し、場外ではメディアが押し寄せた。第2回は9月11日。

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